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      2016/03/17

 更年期障害

更年期障害の症状って?頭痛やめまいだけじゃない

更年期障害と言えば閉経前後の女性に起きる不快な症状の総称で、病的な原因や気質的な異常がないにも関わらず強い不快症状を発生させます。

以前は病院で検査しても異常がないので原因不明とされて病院をたらいまわしにされたり、精神性のものだと診断されて適用症例以外でも抗精神薬の投与がされていた時代もありましたが、

現代では症状を訴える患者さんが増大したこともあって症状の研究が進み、ある程度のメカニズムや治療法が解明されています。

しかし更年期障害の難しい所は個人個人によってその症状が全く異なり、また発現する部位や箇所、症状の強さも異なります。

こうしたことから受診する側も見当違いの診療科にかかったり、診断する医師側も当該標榜する科の検査などでは原因が特定できないため、「原因不明」などとして処理されるケースが現在でも日常的に起こっています。

これを防ぐためには、まず患者である私たち自身が更年期障害というものを理解して、起こり得る症状を覚えておくことで事態への対処が容易になります。

こんな症状が現れたら、もしかしたら更年期障害かもしれない、と疑いを持つことができるようにしておくことによって、速やかな専門医への受診につながり、治療開始を早めることで不快症状と決別できるのです。

それでは更年期障害が起こる理由と発生する症状について見ていきましょう。

更年期障害が起こる理由

更年期障害の「更年期」とは女性では閉経前後の10年ほどの期間を指すとされています。この間に様々な不快症状が出るわけですが、閉経前後の期間というのは女性ホルモンのエストロゲンの分泌能力が落ちてくる年齢に重なります。

脳の指令によりエストロゲンは卵巣で生み出され、その信号が脳に伝わり、脳はそれをキャッチしたという信号を送り返します。

卵巣機能が正常な状況ではこのようなやり取りが行われていますが、更年期になり卵巣機能が低下してくると、脳は指令を出しますが、卵巣がエストロゲンを生み出せないため脳と卵巣間で信号のやり取りが混乱し、脳から不正確な信号や不快な症状を出す信号が出るようになります。これが更年期障害にみられる不快症状の発生原因になるのです。

どのような症状が出るのか?

生理不順や不正出血

ホルモンバランスが乱れて生理時以外に出血をすることがあります。

イライラ感

エストロゲンには精神安定作用がありますが、これが減少するためすぐにイライラしたり、怒りっぽくなったりします。

全身の倦怠感や疲労感

自律神経が乱れることでエネルギー生産力が落ち、やる気が出ない、寝ても疲れがとれない等の症状が出ます。

うつ症状

エストロゲンの減少による精神の安定性の欠如は些細なことで落ち込んだり、ストレスに対する抵抗性も落とします。これがうつ症状として現れます。

ほてりや多汗

ホットフラッシュとも言われる症状です。ホルモン分泌量の不安定さから自律神経が乱れて血管運動が不正常になるために起きる症状です。下半身は冷えているのに、顔だけが暑く、汗が噴き出すような症状です。

頭痛

自律神経の乱れから首や肩の筋肉が緊張した状態になり、頭痛となって現れることがあります。軽い運動をして筋肉をほぐしてやれば回復することもあります。

めまい

やはり自律神経の乱れからくる症状で、めまいを訴える方もいます。めまいは耳鳴りと共に起こることもあります。

メニエール病など耳鼻科系の疾患が原因になっている場合もありますので、婦人科系で異常がなければ耳鼻科を受診しましょう。

関節痛

骨密度を正常に保つ働きのあるエストロゲンが減少することにより骨粗しょう症や関節痛が起きやすくなります。
カバーの為にカルシウムの摂取を心がけましょう。

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