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      2015/12/18

 コレステロール

動脈硬化の原因って?喫煙者の方は要注意!

動脈硬化とはもともとは病名ではなく病理学上の呼び名のようです。「動脈が硬くなる」ようなイメージを持つ症状ですが実際の所正しい認識を持っている人は多くないかもしれません。

動脈硬化の原因になるのは悪玉コレステロールの沈着が原因で、その原因になるのが高カロリーの食事や動物性の油分の摂取であることは一般の人にも浸透しつつあるようです。

しかしそれは動脈硬化症の要因になる理由の一つであって、他にある要因と合わさることで実際の硬化が進みます。

最初の要因となるのが、血管内部加わるには様々な刺激です。

この刺激によって傷つけられた血管壁には傷ができ、そこには白血球が集まります。それがマクロファージという状態になり、血管内膜が厚くなります。そこにコレステロールなどの脂質がくっついてさらに大きく膨らんだ状態になります。

これが血栓となって血管を塞いだり、さらに進むと、膨らんだ内膜の圧力に耐え切れず、血管が破裂してしまいます。

動脈硬化は静かに、少しずつ歳月をかけて進行するためサイレントキラーとも呼ばれます。

様々な要因から進んでしまう動脈硬化症は、そのリスクを高める因子があるといいます。どのようなものが危険因子となるかみていきましょう。

高血圧

動脈硬化は最初に血管の内膜に傷がつくことから始まりますが、高血圧の場合、強い圧力で血液が流されてくるため、その際に血管壁に傷がつきやすいのです。

塩分の取り過ぎや他の原因で血圧が上がり、圧力がかかるとそれが「刺激」となって動脈硬化の原因となるのです。

高脂血症

傷が付き、白血球が入り込んで膨らんだ内膜に引き寄せられて余計にコブを大きくしてしまうのがコレステロールなどの脂質です。

つまり高脂血症は動脈硬化を進める原因の一つというわけです。

喫煙

喫煙は血管を収縮させて血圧を高めます。血圧が高いと血管壁に傷が付き、動脈硬化の一歩を踏み出すことになることは前述の通りです。

しかし喫煙はそれだけでなく、血中の悪玉コレステロールを増やし、逆に善玉コレステロールを下げるという非常に歓迎されない作用も果たすため、血管収縮による血圧上昇と合わせて3重の不健康効果をもたらします。

血管系の病気の予防や改善には1にも2にも喫煙習慣の排除が先決になります。

受動喫煙者にもこの不健康効果がもたらされますのでぜひなくさなければならない悪癖です。

肥満

肥満状態では脂肪のエネルギー化が効率的にできず、体内に油があふれている状態になっています。

この状態では血管内に常に余分な脂質が滞留していて、ドロドロの状態です。

肥満は内臓脂肪が生み出すホルモンなどの影響で高血圧症を起こしますし、糖尿病など他の成人病の原因になりますのでぜひ改善しておきたいものです。

糖尿病

糖尿病は遺伝などでも発症することがありますが、主には食生活での高カロリー食のために起こります。

糖尿病は動脈硬化症だけでなく免疫力の低下から様々な合併症を引き起こすため命に係わることもあります。

一度発症すると根治は難しいので予防が大切です。過食を避け、適度な運動習慣を作ることで肥満と糖尿病を同時に予防できます。

若いうちからの習慣づけでぜひ回避しましょう。

動脈硬化症の5大危険因子

動脈硬化症はその原因は一つではなく、様々な因子が重なって起こる症状ですが、以上説明した高血圧、高脂血症、喫煙、肥満、糖尿病が動脈硬化症の5大危険因子と呼ばれるものです。

この中でも特に複数の機序から動脈硬化の発生を高める要因になるのが喫煙習慣です。

その反面、その悪習慣を絶てば動脈硬化を防ぐ大きな一手となり得るものです。

喫煙習慣を絶つのは難しいと思いますが、禁煙外来など利用することで大きな助けになります。

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