ケンサポ ケンサポ ケンサポ

      2015/12/11

 食事

高血圧だと分かったら..まずは食事を改善

高血圧の症状がある人を高血圧症といいます。
高血圧の定義は各学会や医師によって若干の差はありますが、おおむね140/90mmHg以上のものを高血圧と定義して良いでしょう。

血圧というのは心臓が血液を全身に送り出すために収縮、拡張を繰り返し、ポンプ作用によって流れを作る際に発生する圧力のことです。
これが高いと血管が破れて脳出血などを起こして生命が危険にさらされます。

普段から高脂血症などで血管が老化して弱くなっていたり、高コレステロール症で血栓ができていたりするとそのリスクは飛躍的に高まります。

高血圧の症状は病気の治療で使用される薬剤の影響であったり、腎臓の機能不全からくるもの、ホルモンなどの内分泌系の異状から来るものなどもありますが、大部分は食生活や運動不足、ストレスなどの環境因子、あるは遺伝などの要素が絡み合って発生するものと考えられています。

中でも食生活の不摂生から来る高血圧は作用機序が割と単純であるために改善への取り組みが容易で、これが原因の症状であれば短期間で血圧を下げることができます。

まずは塩分の摂取量を減らすこと

血圧を上げるのは食事からとる塩分中のナトリウムです。

ナトリウムは腎臓の働きによって尿として排出されますが、その処理能力を上回ると血液中に溢れます。
ナトリウムは水分を引き寄せる効果があるので、血管壁を通して水分を引き寄せるため、血液の量が増えます。

水道のホースに規定以上の水量を流すとホースに高い圧力がかかるように、血管にも高い圧力がかかります。
これが高血圧の症状として現れ、行き過ぎると圧力に耐えられなくなった血管が破れてしまいます。
脳で起こる脳出血はこのような作用で起こるのです。

塩分の代わりになる調味料を活用

塩分を減らした食事は味気ないものです。そのせいで食事による改善が難しい方もいらっしゃいます。

しかし塩分の代わりに味を濃く感じさせる調味料を活用することで満足のいく食事にすることは十分可能です。
レモンや酢などの酸味の強い食品を使うと、味を濃く感じることができるのでその分の塩分を減らすことができます。
またきのこなど風味のある食材をダシに使うことで旨みを引き出すことができます。

普段使っている醤油さしに入っている醤油の半分を酢に入れ替えてみてください。
驚くほどに味が変わりません。普通の醤油として使用可能です。

また、おひたしなどに醤油を使う時は上からかけるのではなくて、別の小皿に醤油を入れておき、そこにおひたしを浸けて味付けをしましょう。
これでかけ過ぎを防ぐことができます。

高血圧症に危険な食品をマーク

高血圧患者さんが避けるべき、塩分が多い食品を知っておくことで摂取を避けることができます。
目安は1日6g以下の塩分量にすべきとされています。

塩蔵品など分かりやすい物もあれば、意外なものもあります。
どのようなものがあるか見てみましょう。

シュウマイ1個=0.2g
うどん1玉=0.7g
食パン1枚=0.8g
アジの干物=1.0g
ロースハム1枚=0.5g
いかの塩辛大さじ1杯=1.4g
うめぼし一個=1.3g
レトルトカレー=2.8g
即席ラーメン=6.4g

いかがですか?
食パンにも結構塩分が入っているんですね。ラーメン1杯でいきなり超えてしまいますので、一日三度の食事をして6gに抑えるのはなかなか大変です。

先ほどの酸味のある調味料をうまく使って調理の際に工夫をすると同時に、
食べる人の方で余分な塩分を摂らないことも必要です。

麺ものの汁は飲まない。海苔を食べる時やおひたしを食べる時は醤油の付け方を工夫するなどの方法が有効です。

醤油以外にもソースやケチャップなども、同じようにかけるのではなく、別皿で付けるようにすると良いでしょう。

スポンサーリンク

関連記事