ケンサポ ケンサポ ケンサポ

   

 健康法

睡眠障害が食欲増加を招く!肥満の予防には十分な睡眠が大事?

ストレスの多い現代社会では睡眠障害を抱える人が年々増加しています。
睡眠障害の中で最も多くの割合を占める不眠症は、日中の記憶力や判断力の低下を招くだけでなく、肥満になりやすいとも言われています。
アメリカのシカゴ大学などのグループからは睡眠不足が食欲を増加させるという研究結果が発表されています。

睡眠障害で最も多いのは不眠症

不眠症は睡眠障害の中でも最も割合が多く、日本人の成人の約20%が不眠に悩んでいると言われています。
平成25年の厚生労働省の調査によると、「寝つきが悪い」と答えた男性は13.2%、女性は19.3%、「睡眠時間が足りない」と答えた男性は23.2%、女性は27.8%。

不眠症による睡眠不足は記憶力や判断力の低下、免疫力低下による体調不良など、様々な悪影響を引き起こします。
さらに、食欲を増加させ、肥満の原因を作っているという研究結果も発表されています。

睡眠不足で食欲増加?

アメリカのシカゴ大学などのグループによって、睡眠不足になると「2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)」という物質の血中濃度が上昇し、食欲が増加するという研究結果が発表されました。
2-AGは、神経伝達物質の一つで、食べることへの欲求を調節する働きをしているため、血中濃度の上昇によって食欲が増加してしまいます。
また、2-AGは大麻に似た働きがあるため、食べることによって快感が増すという現象が起こります。

特にスナック類の食欲が増加

この研究は、健康な成人14人を対象に、4.5時間(睡眠不足)、8.5時間(十分な睡眠)の睡眠をそれぞれ4日間ずつ取ってもらい、血液や空腹感、食欲、食事内容を分析しました。
その結果、睡眠不足の状態では2-AGの血中濃度が夕方まで高いことが判明し、特に15時~18時頃に強い空腹感を覚え、ポテトチップスなどのスナック類を食べたがる傾向があることもわかりました。

また、スナック類を食べ放題にしたところ、十分な食事の後でもクッキーやポテトチップスを食べる欲求を抑えることができなかったんだとか…。
さらに、食事内容についても、十分な睡眠を取った状態に比べ、脂肪分が多く含まれる食品を2倍以上も摂取していたのです。

十分な睡眠で食欲は抑制できる?

この研究によって睡眠不足が2-AGの血中濃度を上昇させ、食欲を増加させることがわかっています。
研究者らは因果関係までは不明としていますが、十分な睡眠をとることで過度な食欲を抑えられる可能性があると考えています。

さいごに

みなさんは不眠症などの睡眠障害に悩んでいませんか?
睡眠障害は食欲増加以外にも体にさまざまな悪影響を与えてしまいます。
ひどい場合は病院に行くなどしてできるだけ早期に解決していきましょう。

スポンサーリンク

関連記事