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人工甘味料は虫歯にならない?人工甘味料と虫歯の関係って?

甘さはあるのにカロリーがごくわずかしか含まれない人工甘味料は虫歯のリスクを抑えると言われています。
最近はさまざまな危険性も指摘されている人工甘味料ですが、本当に虫歯に効果があるのでしょうか?
今回は人工甘味料と虫歯の関係についてまとめました。

人工甘味料とは?

人工甘味料は大きく合成甘味料の糖アルコールの2種類に分けられます。

合成甘味料はアスパルテーム、スクラロース、サッカリンなど、天然には存在しない甘味を人工的に合成したもので、砂糖の数百倍~数千倍の甘みがあるにもかかわらず、ほとんどがカロリーゼロという特徴があります。
これらの合成甘味料は菓子類や清涼飲料水に多く使われています。

糖アルコールはキシリトールやステビアなど、天然に存在する甘味物質を人工的に抽出したもので、砂糖と同じ甘さかそれ以下となっています。
糖アルコールは甘味料としても使われますが、薬品や保存剤としても使われています。

人工甘味料と虫歯の関係

虫歯になるメカニズム

虫歯は虫歯菌が食べ物に含まれる糖質をエサにして酸を作り出し、歯を溶かすことで発生します。
口の中が酸性に傾くと、歯の表面を覆うエナメル質が溶け、菌が歯の奥へと進み虫歯になってしまいます

通常であれば、唾液によって口の中が中和され、歯のミネラル成分を修復する再石灰化が行われるため、虫歯を防ぐことができます。
しかし糖質を摂りすぎていると、再石灰化が間に合わなくなり虫歯になってしまうのです。

人工甘味料は虫歯のリスクを抑える

人工甘味料は虫歯菌のエサにならないため、虫歯のリスクを抑えると言われています。
特に、キシリトールは虫歯予防効果が高いとされ、ガムや歯磨き粉などにも使われています。

人工甘味料だから虫歯にならないわけではない

イギリス歯科学会の研究によると、キシリトールなどの人工甘味料が歯に悪影響を及ぼし、虫歯を促進させているのではないかと報告されています。
この報告では、人工甘味料は虫歯の原因となる酸を出さないというわけではないことや製品に含まれる他の成分からも酸が出ることから、脱灰(歯が溶け出すこと)を促進しているのではないか、とされています。

また、キシリトールガムは歯の再石灰化を促進させると言われていますが、これはガムを噛むことによって分泌する唾液による効果が大きいとされています。
実際にキシリトールなどの人工甘味料の虫歯予防効果についての検証は十分ではないため、今後の臨床実験などで効果を見極める必要があります。

さいごに

人工甘味料は虫歯のリスクを抑えることができますが、虫歯にはならないとは一概に言えないようです。
歯に不安を抱えている方は人工甘味料だから大丈夫と安心せず、摂取のしすぎには気をつけましょう。

歯だけじゃなく、肥満や糖尿病
人工甘味料の落とし穴についてコチラも合わせてご覧ください。

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