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 健康法

ホタテに食中毒の危険性?貝類のウロに要注意!

ホタテは季節を問わずおいしく食べられる貝類ですが、ウロの部分には危険な毒が含まれています。
毒が含まれるウロを食べてしまうと食中毒を起こす可能性があるため、注意が必要です。
今回はホタテのウロの危険性と貝毒についてまとめました。

ホタテのウロとは?

ウロとは貝類にある中腸腺のことで、ホタテの場合は貝柱についている黒い部分がウロにあたります。
ホタテはほとんどの部分をおいしく食べることができますが、ウロの部分は毒がある可能性があるため、食べることはおすすめできません。

ウロは肝臓やすい臓の働きをしているため、ホタテが食べた有毒性のプランクトンの毒が溜まってしまいます。
また、カドミウムなどの重金属が蓄積している可能性もあります。
貝毒による食中毒は3月~10月に発生しやすいため、この期間は特に注意が必要です。

貝毒の症状とは?

貝毒には麻痺性貝毒と下痢性貝毒があり、それぞれ症状が異なります。

麻痺性貝毒

麻痺性貝毒はフグ毒の症状と似ており、食後5分~30分で唇や舌などにしびれを感じ始め、徐々に全身にしびれが広がっていきます。
さらにひどくなると言語障害や頭痛、吐き気を感じ始め、最悪の場合は呼吸麻痺に陥り死に至る危険があります。
現在のところ有効な治療法はありませんが、人工呼吸によって呼吸が確保されれば死に至ることはなく、徐々に回復していきます。

麻痺性貝毒はホタテ以外にアサリ、カキ、ムラサキイガイなどの貝類にも見られます。

下痢性貝毒

下痢性貝毒は消化器系に障害が起こることで、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などの症状が現れます。
食後30分~4時間の間に症状が現れますが、ほとんどの場合3日以内に回復し、これまで患者が死亡した例もありません。
下痢性貝毒はアサリ、ハマグリ、カキ、ムラサキイガイなどの貝類にも見られ、特にムラサキイガイは強い毒性を持っています。

ウロは取り除きましょう!

ホタテなどの二枚貝のウロには貝毒が含まれている可能性があるため、厚労省では規制値を設定しています。
生産者は貝毒の毒性値を測定し、規制値以下であることを確認して出荷しているため、市販の貝類を食べて食中毒を起こすことはほとんどありません。

しかし、こうした中でも平成27年5月には栃木県のイベントで販売されていたホタテが原因となって麻痺性貝毒による食中毒が発生しています。
このような事もあるため、購入したホタテにウロがある場合はしっかり取り除いて食べないようにしましょう。

さいごに

ホタテのウロには毒が含まれている上、食べたとしても苦みがあっておいしくありません。
ホタテを食べる時はウロをしっかり取り除いて、食中毒のリスクを減らして貝柱やひもなどをおいしくいただきましょう。

そのほかの食中毒の予防方法について詳しくはコチラをご覧ください

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