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      2016/04/18

 不眠症

睡眠薬と睡眠導入剤ってどう違うの?副作用に差はあるの?

日本人の成人5人に1人は、布団に入ってもなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまうなど、なんらかの睡眠障害を抱えています。
睡眠障害を解消するために処方されるのが睡眠薬や睡眠導入剤ですが、どのように違うかご存知でしょうか?
今回は二つの薬の違いや副作用についてご紹介します。

睡眠薬と睡眠導入剤の違い

広い意味では同じ物

睡眠薬と睡眠導入剤はどちらにも睡眠障害を解消する効果があるため、広い意味ではどちらも同じものです。
細かく分けると睡眠薬は、「夜中に目が覚める」、「寝た気がしない」がしないなどの症状に対して効果があり、睡眠導入剤は寝つきの悪さに対して効果があります。

作用時間に違いがある

もう少し細かく分けると睡眠薬と睡眠導入剤には作用時間に違いあります。
寝つきをスムーズにさせる睡眠導入剤に必要なものは即効性です。
そのため、作用時間が短くなります。

一方で、「夜中に目が覚める」などの症状を解消する睡眠薬には即効性よりも効果の持続性が必要になってくるため、睡眠導入剤に比べて作用時間が長くなります。

睡眠薬・睡眠導入剤にはどんな種類があるのか

睡眠薬・睡眠導入剤を作用時間別に分ける超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型の4種類に分けられます。

超短時間型(商品名:ハルシオン、マイスリーなど)

即効性があり、作用時間が2~4時間ほどある薬です。
寝つきがよくない場合に用いられるため、睡眠導入剤として効果があります。

短時間型(商品名:デパス、リスミーなど)

効き目が比較的早く、作用時間は5~10時間ほどある薬です。
寝つきが良くない場合や夜中に目が覚めてしまう場合に用いられます。
睡眠導入剤としての意味合いが強いですが、安定した睡眠をもたらす睡眠薬としての効果もあります。

中時間型(商品名:サイレース、ベンザリンなど)

持続性が高く作用時間が半日から24時間ほどある薬です。
朝方に目覚めてしまう、などの場合に用いられ、睡眠薬としての効果があります。

長時間型(商品名:ベジノール、ドラールなど)

一日以上作用時間が続くもので、うつ病や統合失調症などの精神疾病からくる睡眠障害を和らげる効果があります。

どんな副作用があるのか?

睡眠薬・睡眠導入剤を服用するにあたって心配なのが副作用です。
以前に比べると安全性は高くなっていますが、以下のような副作用があります。

持ちこし効果

薬の効果が翌日まで持ちこし、日中に眠気、ふらつき、頭痛などの症状が出ることです。
作用時間が長いほど持ちこし効果が起こりやすくなります。

記憶障害

眠りに入る前の記憶や夜中に目覚めたときの記憶がなくなる場合があります。

耐性がつく

睡眠薬・睡眠導入剤の服用を長期間続けると効果が薄くなり、薬の量を増やさなければ効き目がなくなってしまいます。

依存性

睡眠薬・睡眠導入剤の中には依存性が強いものもあるため、睡眠障害が解消しても依存のために不安で薬がやめられなくなる場合があります。

持ちこし効果に関しては作用時間の短い睡眠導入剤の方が起こりにくい特徴があります。
その他の副作用に関しては睡眠薬と睡眠導入剤で大きな差はありません。
服用が続くと副作用が出やすくなるため、長期間の服用はできるだけ避けましょう。

最後に

睡眠薬と睡眠導入剤には明確な違いはないですが、作用時間の長さによって使い分けられています。
どちらにも副作用がありますが、医師としっかり相談しながら服用すれば、過度に心配する必要はありません。
寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどの睡眠障害に悩まされている方は一度診察を受けてみてはいかがでしょうか?

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