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      2016/04/12

 病気

ロキソニンに「重大な副作用」が発覚!腸閉塞の危険性とは?

3月22日、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、厚生労働省がロキソニンの「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するように改訂指示を出したと発表しました。
解熱鎮痛薬として広く利用されているロキソニンですが、いったいどんな副作用があるのでしょうか?

ロキソニンとは

ロキソニンは解熱、鎮痛、消炎効果があり、頭痛、生理痛、歯痛などに効く薬として幅広く利用されています。
1986年に第一三共から発売された医薬品で、2011年からは市販薬としても販売されています。

厚生省によると、ここ3年間の副作用の症例のうち、小腸・大腸の狭窄・閉塞などの症例が6例確認されているとのことです。
そのうちの5例はロキソニンとの因果関係が否定できないため、今回のような措置が取られました。

ロキソニンの副作用とは

腸閉塞とは

今回追記が指示された「小腸・大腸の狭窄・閉塞」とは簡単に言うと腸閉塞のことです。
腸閉塞とは腸が狭くなったり、腸の動きが悪くなったりして、内容物が通過できない状態のことです。
小腸や大腸に内容物が詰まってしまうため、膨満感や激しい腹痛、吐き気などの症状が現れます。

ほとんどの場合は安静にすることで症状は治まりますが、場合によっては開腹手術が必要になる時もあります。

腸閉塞について詳しくはコチラをご覧ください。

腸閉塞以外の副作用は?

ロキソニンなどの解熱鎮痛剤は胃や腸などに負担がかかるため、潰瘍になるリスクが高まります。
そのため、胃痛や消化不良、潰瘍の破裂による出血などの副作用も報告されています。
腸閉塞も腸に潰瘍ができ、腸が盛り上がって変形することが原因と考えられています。

腸閉塞になる危険性はどのくらいなのか?

3年間でロキソニンとの因果関係が否定できない腸閉塞を起こした症例が5例確認されていますが、この数は多いというわけではありません。
ロキソニンはドラッグストアなどで購入することもでき、第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」だけでも4年間で3600万個販売されています。
医療機関で処方される薬としても上位に入るほど広く利用されている薬です。

腸閉塞になるリスクはありますが、危険性は低く、厚生省も副作用の発生頻度は「まれ」に起こるレベルとしています。
ただし、ロキソニンは腸閉塞以外にも消化器症状の副作用を起こすことがあります。
そのため、胃腸が弱い方や長期的に服用している方は十分に注意してください。

まとめ

ロキソニンは多くの人が服用したことのある身近な薬です。
そのため、今回の「重大な副作用」の改訂指示に驚いた方もいるかもしれませんが、発生頻度としては決して高いものではありません。
これから薬を服用する際は、副作用があることを心に留めて使用上の注意をよく読んで服用しましょう。

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