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      2016/03/30

 病気

つらい症状が出る胃腸風邪!その原因と潜伏期間、感染経路とは?

嘔吐や下痢などのつらい症状が出てくる胃腸風邪。
周囲で胃腸風邪が流行りだすと、自分にも感染しないか心配になる人も多いでしょう。
そこで胃腸風邪の原因と潜伏期間、感染経路についてご紹介します

胃腸風邪の原因は?

胃腸風邪の原因は、大半がウイルスによるものです。
原因となるウイルスには、ノロウイルス、ロタウイルス、腸管アデノウイルス、アストロウイルス、サポウイルスなどがあります。
こうしたウイルスによる胃腸風邪は、冬季に多くなるという特徴があります。

また比較的数は少ないですが、細菌が原因となる胃腸風邪もあります。
カンピロバクターや腸炎ビブリオ、サルモネラ、病原性大腸菌などが、その原因菌です。
細菌性の胃腸風邪はウイルスによる胃腸風邪とは対照的に、夏場に多くなります。

ウイルス性にしても細菌性にしても、胃腸風邪ではこれらの病原体が腸管に感染して起こります。

参考:つらい症状に苦しむ前に…ノロウイルスの感染予防と感染対策とは?

胃腸風邪の潜伏期間は?

胃腸風邪の人と接触してから潜伏期間を過ぎれば、胃腸風邪の発症は免れたと考えられます。
胃腸風邪の潜伏期間とはどのくらいなのでしょうか?

胃腸風邪の潜伏期間は原因となる病原体によって異なりますが、平均すると数日程度と考えていいでしょう。
ただし、潜伏期間が最短6時間と短いもの、逆に最長10日も潜伏しているものもあります。

ウイルス性の胃腸風邪の潜伏期間は、ノロウイルスで1~2日、ロタウイルスで1~3日、アストロウイルスで 1~4 日です。
またサポウイルスで12時間~2日と早く症状が現れる場合があり、腸管アデノウイルスでは3~10 日と潜伏期間は長くなります。

細菌性の胃腸風邪の潜伏期間は、短いものでは腸炎ビブリオの6時間〜12時間、サルモネラの8時間〜2日となります。
これに対し、カンピロバクターの潜伏期間は3日〜1週間、病原性大腸菌では3~5日です。

胃腸風邪は空気感染する?

胃腸風邪の感染経路となるのは、経口感染、接触感染、そして飛沫感染です。
今まで胃腸風邪では空気感染はしないと言われて来ました。
ところが最近では、空気感染が疑われる事例も報告されるようになっています。

胃腸風邪では、しばしば患者の吐瀉物の処理のまずさから感染が広がることがあります。
ひとつは誤って吐瀉物に接触して病原体が手に感染し、その手で口を触ることによる経口感染です。
また吐瀉物を雑に扱った場合には、吐瀉物から舞い上がる病原体を含んだ水滴(飛沫)を間近で吸いこんで、飛沫感染することもあります。

そして、吐瀉物の処理が不十分だった場合、残った病原体は乾燥により水分を失い微細な粒子となって、強風などにあおられて舞い上がります。
舞い上がった病原体は飛沫のように1~2mですぐに落ちることなく、離れた場所にも浮遊していき、空気感染すると考えられます。
実際に、吐瀉物から離れた場所にいた人にも胃腸風邪が感染した事例が見受けられ、空気感染の可能性も知られるようになりました。

胃腸風邪になったら気を付けたいこと

胃腸風邪になったら、周りの人に感染を広めないようにすることが大切です。
胃腸風邪は咳やくしゃみにより飛沫感染をするので、マスクをして周りに飛沫を飛ばさないようにしましょう。

接触感染や経口感染もあるので、周囲の人には手洗いを励行してもらいます。
ドアノブなど多くの人が触れる部分を消毒するのも感染予防に有効です。

また上で述べたとおり、胃腸風邪は空気感染する場合もあることが分かってきました。
吐瀉物は正しく処理するとともに、室内の加湿や空気の入れ替えも行うと良いでしょう。
吐瀉物の処理の仕方は、都道府県や自治体の感染症情報センターで入手することができます。

まとめ

胃腸風邪の感染の仕方を中心に説明してきました。
胃腸風邪の潜伏期間は平均すると数日程度ですが、長いものだと10日も潜伏しています。
自分にうつらないように注意するとともに、感染を広げないような配慮も必要です。

ノロウィルスに感染した時の対策について詳しくはコチラをご覧ください。

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