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      2016/03/31

 病気

原因はストレスだけじゃない!胃潰瘍の原因や治療方法は?

少し前まで胃潰瘍の原因はストレスや暴飲暴食だと思われていました。
しかし近年の研究で胃潰瘍にはピロリ菌の感染が深くかかわっていることがわかってきました。

胃潰瘍って?症状は?

胃潰瘍とは食べ物を消化するために必要な胃酸が何らかの原因で胃粘膜まで消化してしまい、胃壁が傷ついた状態のことです。
胃潰瘍の症状はみぞおち付近の痛みや胸やけ、吐き気などがあげられます。
特に痛みは食後に強くなる傾向にあります。

ひどくなると胃の中で出血を起こします。
吐血やタール便(黒い便)がある場合は潰瘍が進行して出血を起こしていると考えられます。

胃潰瘍の原因はストレスだけではない

ではこのような胃潰瘍はなぜ起こるのでしょうか。
以前はストレスや暴飲暴食などの要因が考えられていましたが、近年ヘリコバクター・ピロリ菌とNSAIDsと深い関係があることがわかりました。

ピロリ菌感染

ピロリ菌に感染すると胃粘膜が弱り自分の胃酸が胃壁を傷付けてしまうのです。
治療と再発を繰り返してしまう胃潰瘍はこのピロリ菌感染によるものと考えられています。

ピロリ菌感染の症状について詳しくはコチラをご覧ください。

NSAIDs潰瘍

またここ数年で増えているのが解熱鎮痛剤による「NSAIDs潰瘍」です。
これは解熱鎮痛剤の副作用で胃粘膜に異常が起こり、胃酸が胃壁を荒らして潰瘍ができるものです。
このように胃潰瘍の原因は決してストレスだけではないのです。

胃潰瘍の検査と治療方法は?

では胃潰瘍の検査や治療はどのようにして行われるのでしょうか。

胃潰瘍の検査方法

まず胃潰瘍が疑われた場合、内視鏡(いわゆる胃カメラ)が行われることが多いです。
同時にピロリ菌感染の検査も行われます。
ピロリ菌の検査は血液や尿検査で行われることもありますが、内視鏡検査を受けた場合はその際に胃粘膜を採取して調べる方法も取られています。

胃潰瘍の2つの治療方法

治療は大きく分けて2種類あります。
まず出血があるかないかです。

出血がある場合は内視鏡または外科的手術によって止血しなくてはいけません。
出血がない場合は薬による治療が行われます。
ピロリ菌の感染が見つかれば除染治療のための内服薬を飲みます。

胃潰瘍と胃がんの関係

では胃潰瘍が発展して胃がんになるということはあるのでしょうか。
胃潰瘍はストレスやピロリ菌によって胃粘膜が荒らされていることでおこりますが、胃がんは健康な細胞ががんになってしまうことで発症します。
よって現在は胃潰瘍が胃がんに発展する可能性は低いというのが一般的な考え方です。

しかし胃潰瘍ができやすい場所と胃がんができやすい場所は似ています。
またピロリ菌は胃酸の中で増殖し、胃潰瘍だけでなく胃がんの原因にもなります。
胃潰瘍が胃がんになることはなくても、胃潰瘍ができやすい人は胃がんになりやすいと言えるかもしれません。

胃潰瘍についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
暴飲暴食やストレスをためないことはもちろん、定期的に検診を受けることも大切です。

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