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      2016/03/11

 健康法

糖尿病の治療薬で寿命が120歳まで延びる!?アメリカで始まる臨床実験に注目!

不老不死は人類の長年の夢であり、日々研究が進められています。
しかし、現状は世界有数の長寿国である日本でも平均寿命は80歳そこそこで、まだまだ不老不死には程遠いと言えます。
そんな中、アメリカで120歳まで寿命を延ばす効果があるとされる薬の臨床実験が始まろうとしています。

寿命を延ばすのは糖尿病の治療薬?

今回の臨床実験に使われる薬は、新薬ではなく、1950年代から糖尿病の治療薬として処方されてきた「メトホルミン」という薬です。
メトホルミンは、1日当たりの薬代は約8円と安価で経済的な負担も少なく、日本でも広く使われています。

糖尿病の治療薬として世界各地で処方されているメトホルミンですが、以前から、寿命を延ばす作用があるのではないかと言われていました。
そこで、動物実験などを繰り返し、今回の臨床実験に至ったのです。

メトホルミンで回虫やラットの寿命が延びた?

メトホルミンの寿命を延ばす効果は、回虫やラットを使った実験ですでに証明されています。
今回の臨床実験にも参加する研究者らが行った実験によると、メトホルミンを回虫に投与したところ、老化が遅れ、寿命が延びることが確認されました。

また、ラットに対して行った実験でも同様の結果が確認でき、最大で寿命が40%延び、骨が丈夫になったことも確認されたのです。

この結果をもとに、メトホルミンを服用している糖尿病患者について調べたところ、服用していなかった人に比べて平均して8年ほど寿命が延びていることが判明しました。

なぜ、糖尿病の薬が寿命を延ばすのか

メトホルミンは、血糖値を下げる働きがあるインスリンの分泌を促進させるのではありません。
インスリン抵抗性(インスリンが正常に働かなくなった状態)を改善したり、肝臓での糖新生(アミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作り出すこと)を抑制したりすることによって血糖値を下げます。

これらの働きは、メトホルミンがAMPキナーゼという酵素を活性化させるため。
AMPキナーゼは生命維持に必要なエネルギー源となる物質ATPに作用します。

メトホルミンがなぜ寿命を延ばすのかはまだ正確にはわかっていない段階ですが、AMPキナーゼを活性化させ、ATPに作用するため、アンチエイジングにつながるのではないかと考えられています。

まとめ

今回の臨床実験は、米食品医薬品局(FDA)が承認したもので、認可されれば、FDAが認可する初めての「長寿の薬」となります。
実験には6年ほどかかる予定ですが、しっかりとした効果が認められれば、健康な人の寿命が120歳まで延びるとも言われています。

こうした研究が進めば本当に不老不死の時代がやってくるのかもしれませんね。

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