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      2016/03/11

 健康法

最も健康なのは1975年の食事?食の欧米化が長寿を脅かす?

日本は世界一の長寿国で、長寿の要因となっている「日本食」は世界から注目されています。
そうした中、東北大学と岡山県立大学の研究チームが1960年、1975年、1990年、2005年の日本の一般的な食事のメニューを再現し、長寿の要因を探る比較実験を行いました。

最も健康なのは1975年ごろの食事

実験は料理を凍結乾燥してマウスに与える形で行われました。
その結果、1975年ごろの食事を食べたマウスが最も老化が遅く、内臓脂肪や体重も減り、がんの発生率も低くなっていたことがわかりました。
つまり、1975年ごろの食事は、老化や生活習慣病を防止する理想的な食事なのです。

1975年ごろの食事の特徴

1975年ごろの食事はごはんが多く、多様な食材を少しずつ使っていました。
これは流通網が発達したため、魚介類や野菜、果実が手に入りやすくなったことが要因。

また、卵や大豆類、わかめやひじきといった海藻類をよく食べていたことも大きな特徴です。
このころから、少しずつ欧米の影響を受け始め、食卓にクリームシチューやコンソメスープなどが並ぶこともありました。

この時代の食事は、主に魚介類からタンパク質や脂質を摂り、食物繊維も豊富に摂れていたため、内臓脂肪が蓄積しにくく、脂肪肝の発症リスク抑えられており、血中のコレステロールの値も低かったのです。

年代ごとに変わる食事の特徴

1960年ごろ

この時代の食事はごはんの量が非常に多く、ごはんに対するおかずの量が少ないのが特徴です。
また、ごはんを食べるために、塩分が多めの味付けになっているため、さほど健康にいいとは言えません。

1990年ごろ

この時代は欧米の食習慣の影響を受け、魚、果物、野菜が少なくなりました。
また、牛丼やラーメンなど個食が増え品数も少なくなりました。
ただ、現代の食事よりもカロリーが抑えてあるため、この比較実験の中では2番目に健康的な食事と言えます。

2005年ごろ

2005年ごろの食事は1990年ごろとほとんど同じですが、欧米の影響をさらに受けているため、肉や豚など動物性のものを多く食べるようになりました。
その結果、脂質の摂取量が増えています。
また、ごはんの量ももっとも少なくなっているという特徴もあります。

欧米化した食習慣が長寿を脅かす?

日本の食事は、1990年以降、欧米の影響に加え、徐々に単品が増え、動物性のタンパク質や脂質を摂るようになってきています。
このような欧米化した食生活を続けると栄養過多になり、生活習慣病の原因になります。

このままいけば、今までのような長寿国を維持できない可能性も考えられるのです。

まとめ

生活習慣病のような現代病を予防し、長生きするためには1975年ごろのように、多種多様な食材からバランスよく栄養を摂る食事が大切ですね。
一度食事を見直して、日本食の基本となる一汁三菜に果物や乳製品などを足して、多種多様な食材を食べることを心がけてみませんか?

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