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      2016/03/09

 アレルギー

花粉症は日本だけ?なぜ、花粉症になる日本人が多いのか?

花粉症になる人は年々増加し、日本人の約4人に1人が花粉症と言われています。
日本では毎年2月~4月になると話題に上る花粉症ですが、海外での花粉症の話はあまり聞いたことがありません。
花粉症は日本だけの特有のものなのでしょうか?

海外にも花粉症はある

花粉症は日本だけでなく海外にも存在します。
日本では、日本の固有種であるスギ花粉が原因となる花粉症が約7割を占めていますが、海外の花粉症はキク科のブタクサやイネ科のカモガヤなどによる花粉症です。
そのため、花粉症の人が海外に行くと一時的に症状が治まるといった現象が起こります。

日本に花粉症が多い理由

スギの植林計画

日本の固有種であるスギは本州の北端から屋久島まで広く分布しています。
環境適応力が高く、病害に強く成長スピードが速い特徴を持つことから、建築資材などに使用するため、古くから植林されてきました。

そして、戦後になり、復興をいち早く行うためにスギが各地で大量に植林されました。
現在では日本の国土の約12%がスギの人工林となっており、これが日本人の花粉症の原因となっているのです。

花粉の飛散は樹齢30年ごろから始まる

スギ花粉が初めて確認されたのは1964年です。
その間に花粉が確認されなかったのはスギの花粉の飛散が樹齢30年ごろから始まるからです。
また、この時代に木材の輸入自由化が始まり、海外の安い木材が手に入るようになったため、スギの価格が下落し、放置されたスギ林が大量の花粉を飛散させるようになったのです。

スギの植林は徐々に減っていきましたが、樹齢30年以上になるスギが1970年ごろから増え始め、80年代に入ると急激に増えたため、それに伴って花粉症になる人も増えていきました。

舗装された道路やストレスも原因

大量に飛散したスギ花粉は土に戻ることができず道路に落ち、風に乗って再び舞い上がります。
また、花粉が排気ガスの微粒子と結びつくことで、花粉症の症状が出やすくなってしまうというデータも存在します。
さらには、欧米化した食習慣やストレスも花粉症に関係していると言われています。

このようなことが重なり、日本に花粉症が増えていったのです。

花粉の飛散は2050年以降おさまる?

スギの花粉の飛散は樹齢50年ごろまで続くと言われています。
現在は、計画的な伐採や無花粉スギの植林も行われており、このままいけば2050年以降は花粉の飛散が減少し始め、100年後にはスギ花粉症がなくなるとも言われています。

まとめ

花粉症は日本だけでなく世界各地に存在します。
日本ではさまざまな要因が重なった結果、花粉症になる人が増えていると考えられます。

これからの季節が花粉飛散のピークになってきます。
花粉症対策は早めに始めることが重要です。
いち早く対策をして、花粉が体内に入らないように気を付けましょう。

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