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 健康法

ジャガイモは健康に良い?糖尿病リスクが高まる?どっちが正しいの?

ジャガイモの食べ過ぎが糖尿病リスクを高めるという研究結果が発表されています。
たしかにジャガイモには炭水化物が多く含まれていますが、皮ごと食べると糖尿病に良いとも言われています。
まったく正反対に見える2つの意見ですが、どちらが正しいのでしょうか?

ジャガイモが糖尿病リスクを高める?

大阪がん循環器病予防センターのグループの研究によると、ジャガイモの摂取量が多い人ほど糖尿病発症リスクが高いことがわかったそうです。
また、

・ジャガイモ料理を食べる頻度が週1回未満の人に比べ、週2~4回の人は糖尿病の発症リスクが7%高くなり、週7回以上の人は33%高くなる。

・調理法では、フライドポテトの発症リスクが最も高い。

・週3回のジャガイモ料理を玄米や全粒粉パンなどの全粒穀物に変更すると糖尿病リスクが12%下がる。

・ジャガイモをたくさん食べる人ほど、清涼飲料水を多く飲むため摂取カロリーが増える。

ということも判明したそうです。

GI値が高いジャガイモ

GI値とは、ブドウ糖の血糖値上昇率を100として、血糖値が上がりやすいか上がりにくいかを示した数値です。
糖尿病患者はGI値が60以下の食品を選ぶのが望ましいとされています。
ジャガイモのGI値は90と高く、一般的にGI値が高いとされる炭水化物を多く含む食品の中でも高いものになっています。

GI値を見るとたしかに、先ほどの研究結果にも納得ができ、ジャガイモの食べ過ぎには注意が必要であることがわかります。

(GI値参考)
あんぱん95
精白米84
うどん80

皮ごと食べれば糖尿病に良い?

さきほどの研究結果やGI値を見るとジャガイモは危険と見られますが、皮ごと食べると糖尿病に良いという見方もあります。

クロロゲン酸が豊富に含まれる

クロロゲン酸には、血糖値の上昇を抑制する働きがあることがわかっています。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、ジャガイモの皮のあたりに豊富に含まれています。
そのため、ジャガイモを皮ごと食べると糖尿病に良いとされているのです。

また、クロロゲン酸には抗酸化作用があるため、活性酸素から身を守り、体の老化を防いでくれます。
最近は中性脂肪の蓄積を抑える効果も判明し、注目されています。

豊富な栄養素

ジャガイモにはビタミンB群、ビタミンC、ミネラル類、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
ジャガイモに含まれるビタミンCは熱に強く、生活習慣病の予防や美容効果も期待できます。
ビタミンC同様、豊富に含まれるカリウムは高血圧予防、むくみ予防に効果的です。

また、ジャガイモは白米に比べてカロリーが低く満腹感を得やすいため、ダイエット食品としても注目されています。

ジャガイモのGI値は高いことは事実ですが、栄養が豊富で健康にも良いことがわかります。

食べ方や食べ過ぎに注意することが大切

米国医師会雑誌に発表された研究結果によると、健康に良い食事をしている人とっては、低GI値の食品を選ぶことは重要ではないかもしれないと示唆されているそうです。

つまり、糖尿病のリスクを高めるのはGI値が高い食品ではなく、食習慣であるということ。
大阪がん循環器病予防センターのグループの研究結果を見ると「ジャガイモを多く食べる人ほど清涼飲料水を飲む」とあります。
これを見てもジャガイモそのものが糖尿病のリスクではなく、その他の食習慣の影響が大きいとわかります。

ジャガイモはGI値が高く、食べ過ぎると糖尿病発症リスクが高まりますが、最も悪いのはカロリーが高く栄養の偏った食事です。
ジャガイモを食べる際は、できるだけ揚げずに皮ごと食べることを意識しましょう。
また、その他の食品の栄養バランスを意識して、健康的な食事を心がける必要があります。

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