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      2016/01/13

 乳酸菌

乳酸菌 VS ビフィズス菌…それぞれの違いとは?効果があるのはどっち?

ヨーグルト製品や乳飲料、サプリメントなどでよく耳にする「乳酸菌」と「ビフィズス菌」。
腸内で身体に良い働きをすることはなんとなく知っているけれど、この2つの菌って同じもの?違うもの?

どちらもヨーグルトなどに含まれ、整腸作用という点では同じように扱われていることが多いですが、実は分類学的に別の種類の菌なのです。

今回は「乳酸菌」と「ビフィズス菌」の違いについて詳しく解説します。
それぞれの特徴を知って、効果的に摂取できるようになりましょう!

乳酸菌とビフィズス菌の違いって?

善玉菌という面では同じ

私たちの腸の中には100種類もの腸内細菌が棲んでいて、食べたものを発酵させたり腐敗させながら繁殖しています。これらの細菌を大きく2つに分け、身体に悪影響を及ぼす菌を悪玉菌、有益な菌を善玉菌と呼んでいます。

腸内環境は、体調や食生活・ストレスなどで日々変化していて、悪玉菌が増えていくと下痢や便秘、さらには生活習慣病、免疫力低下につながることもあります。
逆に善玉菌が多い状態を保つと、私たちの身体のさまざまな機能が活性化し、健康に導かれていきます。
腸内の菌の全体量はほぼ決まっているので、善玉菌が増えれば悪玉菌は減るということになり、日々せめぎあって菌のバランスが変化しているのです。

「乳酸菌」も「ビフィズス菌」も善玉菌の仲間なので、私たちの健康に有益なサポートをしてくれる菌という点では共通していますね。
ではこの2つの菌、一体何が違うのでしょう?

作り出すものが大きく違う

まず乳酸菌とは、その名の通り、乳酸を作り出すことができる細菌です。乳酸が腸内を酸性に保つことで、悪玉菌の増殖を抑えてくれています。

ビフィズス菌も乳酸を作り出しますが、そのほかに酢酸やビタミンB、葉酸なども作り出すことが出来ます。
酢酸には強い殺菌力があり、ビタミンB群もエネルギー供給や老廃物の代謝に不可欠な栄養素。これらを生成してくれる、大変優秀な菌なのです。
他にも病原菌に対する防御作用や、免疫調節作用などが研究されています。

生息する場所も違う

乳酸菌は、人間や動物の腸内だけでなく、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、キムチや味噌などの発酵食品にも棲んでいます。
あまり知られていませんが、玄米やぬか漬けにも乳酸菌が含まれています。古くから日本人の生活に「菌活」が根付いていた証拠ですね。
乳酸菌は酸素があっても生育できるため、自然界に多く生息しています。

一方、ビフィズス菌は人や動物の腸の中にしか棲んでいません。
酸素があると生きられないため、乳酸菌のように様々な所には存在しません。

腸内での数が違う

私たちの腸内には1億~1000億個の乳酸菌が棲んでいると言われています。しかしこれはビフィズス菌の数の1万分の1~100分の1しかありません。

ビフィズス菌は腸内に1兆〜10兆個あるといわれ、すべての善玉菌の99.9%を占めています。つまり腸の中のほとんどの善玉菌が、ビフィズス菌ということになります。

どっちの方が効果がある?

乳酸菌やビフィズス菌が作り出した乳酸が腸内を酸性に保ち、この酸が腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にすることから、どちらも便秘には効果があるといえます。

しかし、腸内に不要物が長くとどまっている状態の「便秘」は、悪玉菌が優勢になっていますので、すみやかに善玉菌を増やしたいところ。
上で紹介したとおり、腸内に棲む数が圧倒的に多いのはビフィズス菌ですので、ビフィズス菌を摂取して増やしていったほうがスピーディに善玉菌の割合を増やせることになり、結果的に早く便秘解消を促すことにもつながります。

※もちろん、運動や食生活改善と併用することが便秘解消の効果を上げるポイントです。

効果的な摂り方

実は乳酸菌には、ビフィズス菌をふやす手助けをする働きがあります。つまり、乳酸菌とビフィズス菌を両方摂取することで、効率的に増やすこともできるのです。

乳酸菌はヨーグルト以外にも発酵食品、漬け物、納豆などに含まれていますが、ビフィズス菌は自然界には存在しないため、食材には含まれていません。
つまりビフィズス菌のほうは、粉末やサプリメントのような商品、または食品に添加されたものから摂るしかないのです。
よって、乳酸菌とビフィズス菌を同時に摂りたいとなると、サプリなどに加工した商品か、乳酸菌を含む食品にビフィズス菌を添加したものを選ぶことになりますが、やはりヨーグルトが一番手に入りやすく摂取しやすいでしょう。

普通のヨーグルトは乳酸菌とブルガリア菌で発酵させていますが、ビフィズス菌入りのヨーグルトはさらにビフィズス菌も加わって発酵させていますので、「ビフィズス菌入り」の表示のあるものを選びましょう。

ご注意

乳酸菌・ビフィズス菌をサプリメントやヨーグルトから摂る場合、胃酸や胆汁で死滅してしまい腸まで届きにくいことが多いことがわかってきました。
最近では、菌が生きたまま腸まで届くよう工夫された製品が多く発売されていますので、表示をよく読み、「生きて届く」商品を選んでくださいね。

まとめ

乳酸菌とビフィズス菌の違いについて理解することができましたか?

「菌活」という言葉ができるくらい、腸内細菌が注目を集めている昨今。しかし目に見えないものだけに、知らないことが多いと思います。
何も気にせず毎朝ヨーグルトを食べるよりも、知識をもって購入したり摂取したほうが、効果も期待できますね。
意識して腸に善玉菌を増やし、健康な毎日をおくりましょう!

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あわせて「乳酸菌おすすめのサプリランキング」もご覧ください。

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